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ー遊具の対象年齢は?守らないとどうなる?ー

2024-03-29

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多くの人が利用する公園の遊具は、小さな子が遊べるものから、おとなが健康促進に使えるものまで用途も種類もさまざまです。

しかしいざ子どもを安全に遊ばせるとなると
「遊具に対象年齢ってあるの?」
「対象年齢を守らないとどうなるの?」
と気になりますよね。

実は遊具もそれぞれ対象年齢が決められており、その多くは3歳〜12歳用として遊具本体や注意書きサインに掲示されています。

今回は遊具専門業者の視点から、遊具で遊べる対象年齢の確認方法や、対象年齢以外に注意すべきポイントを詳しくお伝えします。
遊具で子どもたちを安全に遊ばせるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

遊具の対象年齢はどこで確認するの?

まずは遊具の対象年齢の確認方法や、同じく安全確認に関連するマークについてご紹介します。

対象年齢の確認方法

遊具の対象年齢は一般社団法人日本公園施設業協会、または各遊具メーカーにて決められています。
このうち日本公園施設業協会では独自の厳しい検査を通過した遊具へ「安全利用表示シール」を貼付しており、そこで遊具の対象年齢が確認可能です。

同協会が定めた対象年齢には、大きく分けて次の3種類があります。

  • 乳幼児:1~3歳
  • 幼児:3~6歳
  • 児童(小学生):6~12歳

 

このシールでは対象年齢のほか「必ずおとなが付き添ってください」といった注意事項も示されており、子どもたちを安全に遊ばせるための目安になります。

なお自治体や公園の管理施設によっては、対象年齢以外の子どもが利用するときについて独自のルールを決めているケースも。
その場合は「おとなが付き添えば利用できます」や「13歳以上は利用者自身が安全確保に努めて利用する」など、管理団体によってルールも書き方も異なります。
対象年齢と同じように、注意書きサインなどの掲示物も確認するようにしましょう。

SPマークとは

SP(セーフティプロダクト)マークは先述の日本公園施設業協会によって、公園遊具の検査マークとして設けられました。

同協会の協会員企業が「遊具の安全に関する規準」に準じた設計・製造および販売・設置、そして点検・修繕までを行えること、つまりは遊具の安心・安全を証明しています。
すべての工程において厳しい審査が行われており、合否の審査自体も外部審査委員会によって行われる、信頼性の高い認証マークです。

また同協会では、対象の遊具で万が一事故が発生したときに備えて、被害者の救済などを目的に『公園施設賠償保険制度』を設け、協会員全員が加入しています。

対象年齢を確認するとともにSPマークの有無をチェックしてみるのも、安全を確保するうえで参考になるでしょう。

遊具の対象年齢を守らないとどうなる?

続いて、遊具の対象年齢を守らないとどうなってしまうのかをご説明します。
対象年齢が違っても魅力的な遊具はたくさんありますよね。

また対象年齢以外に注意すべきポイントもあわせてご案内します。

思わぬケガや事故の原因に

遊具の対象年齢や注意書きは、遊具による事故を減らすことを目的として定められています。
そのため、対象年齢を守らないことは思わぬケガや事故に繋がりかねません。

たとえば対象年齢より大きい子が遊具を使うと、柵やガードから身体がはみ出しやすく、転落などのリスクが高まります。
逆に遊具の対象年齢より小さな子だと、大きな子たちのマネをして、自分の身体能力を超えた遊び方をしてしまうケースも。

子どもにとってスリリングな遊びは感覚や挑戦心を養う目的もあるため、すべてをタブーにはできません。
しかし子どもたちだけの判断では「スリリングな遊び」と「本当の危険」のボーダーラインがとても曖昧です。
まずは保護者であるおとなが「本当の危険」を認識する目安として、対象年齢をチェックするようにしましょう。

対象年齢のほかに注意すべきポイント

対象年齢のほかにも、さまざまな年代の集まる公園では気を付けるべきポイントがたくさんあります。
遊具で遊ぶときはまず保護者の方が、以下の注意点もチェックしてあげましょう。

【子どもの服装のチェック】

  • はだけた上着やマフラー、フードなど首に引っかかりやすい服装をしていないか?
  • 脱げやすい靴を履いたり、靴ひもはほどけていないか?
  • ランドセルやカバン、ヘルメットなどをつけていないか?

 

【遊ぶ遊具のチェック】

  • 遊具にヒビや壊れがないか?
  • 周りに鋭い石やガラスなどが落ちていないか?
  • 雨などで濡れて滑りやすくなっていないか?

 

これらのポイントに保護者が気を付けることで、子どもたちを大きな事故から遠ざけられます。

子どもたちが安全に遊ぶためにも、遊具の対象年齢と一緒に注意しておきましょう。

まとめ

今回の内容をまとめると、次の通りです。

  • 遊具の対象年齢は遊具へ貼られた表示シールや、注意書きサインをチェックする。
  • 対象年齢にあてはまったとしても、乳幼児には必ず保護者が付き添う。
  • 対象年齢のほかにも、服装や遊具自体の劣化・周囲環境もチェックする。

 

子どもは同じ年代でも、体格や判断能力には大きな個人差があります。
まずは遊ぶ子どものことをよく知っている保護者が、対象年齢やルールを確認し、本人にもわかる言葉で説明してから遊ぶようにしましょう。
低年齢などで遊びへ夢中になりやすい・リスク管理能力が未熟な子には、対象年齢以上でも必ず保護者が付き添うようにするとより安心です。

またもしお近くの遊具や公園環境に不安がある場合は、管理施設や管轄の自治体へ連絡するようにしましょう。

遊具専門業者である当社では、新しい遊具の設置はもちろん、劣化した遊具の点検・補修・撤去もうけたまわっています。
「人の手で回避できたはずのケガや事故は防いでいきたい」と考える当社のポリシーを胸に、子どもたちの安全で楽しい遊び場づくりをお手伝いします。

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