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ー遊具のメンテナンスで子どもたちに安全な遊び場をー

2024-04-26

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子どもたちの健全な発育を手助けする遊具ですが、そのメンテナンスについて考えたことはありますか?

遊具の不備は重大な事故につながるリスクが高く、子どもたちにとって安全な遊び場であるためにも、メンテナンスは欠かせません。
法律で義務化された遊具の点検とあわせ、定期的なメンテナンスを行いましょう。

今回は遊具のメンテナンスについて、方法や頻度と、義務化された遊具点検についてご説明します。

遊具のメンテナンスで安全な遊び場を守るには

公園や保育所など施設管理者には、設置された遊具を安全に保つための管理義務があります。
しかし、日々使用される遊具に対して「どのくらい」そして「どうやって」メンテナンスをすればよいのでしょうか?
ここではその必要性と、メンテナンスの方法、実施頻度を解説します。

遊具メンテナンスの必要性

まずは、遊具メンテナンスの必要性をご説明します。
遊具の耐用年数は、一般的に「鉄製:15年」また「木製:10年」が目安です。

しかし実際に使用できる年数は、設置環境や利用状況によって大きく異なります。また、遊具は一見丈夫そうで外観の異常が見られにくいため、その緊急性が見落とされがちです。
中には、見た目ではわからない内部のヒビや腐食など、劣化が進行しているケースも。

そこで定期的に点検とメンテナンスを行えば、遊具の劣化や都度改変される安全規準への不適合など、早期に発見・対処できます。
子どもたちの安全を第一に考えるのであれば、遊具のメンテナンスは欠かせない作業だとお分かりいただけるでしょう。

遊具のメンテナンス方法

遊具のメンテナンス方法は、大きく分けて「施設管理者が行える」ものと「専門業者へ依頼する」ものの2種があります。

【施設管理者が行える遊具メンテナンス】

  • 遊具の異常箇所をチェックする
  • 遊具および遊具周囲の清掃・整備

目視や触診などでわかる、遊具の異常をチェック・把握します。
日常点検の延長で行えるものも多いので、あわせて行えば、メンテナンス頻度を保てるでしょう。
遊具周囲の清掃・整備は、転倒やケガにつながる落ち葉・小石・ゴミなどを取り除き、すぐに使える状態へ整備します。
ブランコや滑り台下の土削れは、雨が降るとぬかるみや水たまりになりやすく、利用者のつまづきや転倒リスクがあります。
土が削れた部分を整備したり、必要に応じてゴムマットを敷くなどのメンテナンスを行いましょう。

【専門業者へ依頼すべき遊具メンテナンス】

  • 防水加工やゆるんだビスの増し締め
  • 再塗装や遊具の分解点検

遊具に生じた問題を直接解決するメンテナンスは、基本的に専門業者へ依頼しましょう。
一見些細な内容でも、ビスを締める強度や塗料の種類など、専門的な知識を要する場合があります。
ほかにも鉄製遊具のサビ止めや、木製遊具のささくれを修繕する研磨など、必要に応じてメンテナンスを行います。
日常点検や定期点検とあわせ、一括して業者へ依頼する方法も有効です。

メンテナンスをする頻度

メンテナンスをする頻度は、少なくとも年一回を目安に実施しましょう。
義務化されている日常点検と一緒に行うことで、メンテナンスのペースを確保でき、実施忘れの防止にもなります。

ただし、毎日・不特定多数の子供が遊ぶ可能性が高い遊具は、その分不具合も発生しやすくなります。たとえば木製の遊具は温かみがあり人気ですが、遊ぶうちに木材の傷みやささくれが生じやすく、こまめなメンテナンスが必要です。遊具の利用状況にもよりますが、メンテナンスや点検の頻度を増やすなど、個別に対策を講じることが望ましいです。

遊具のメンテナンスと点検

メンテナンスとあわせて重要な作業に、遊具に対する点検があります。
国土交通省によって義務化されたものを含め、遊具の点検にはつぎのような種類があります。

【日常点検】

施設管理者によって日常的に行う点検です。遊具に異常がないかを目視や触診、聴診などで点検します。
異常があったときは、対処し終えるまで対象遊具の使用を中止し、必要に応じて遊具の専門技術者による点検・対処を行います。
点検頻度:月一回以上

【定期点検】

国交省によって義務化された安全点検。
日常点検よりも入念な点検を、必要に応じて専門業者(=遊具点検のプロフェッショナル)と協力しながら行います。
遊具の地中に埋まっている部分、回転ジャングルジムの軸など、見た目だけでは確認しきれない重要な部材をテストハンマーなどを使って調査。
次の定期点検まで「安全が確保できるか」という視点で判断する必要があり、専門的な知識・技術が求められます。
点検頻度:年一回以上

【精密点検】

専用のチェッカーなどを用いて、遊具に関するプロが行う精密な点検。
日常点検や定期点検で見つかった異常をより詳しく調べるために行われ、点検の結果をもとに、リニューアルや撤去などの判断・対策をサポートします。
点検頻度:適宜

これらの点検と一緒にメンテナンスを行えば、実施ペースを守りつつ、効率よく保守を行えるでしょう。

まとめ

今回は、遊具のメンテナンスについてお伝えしました。

要点をまとめると

  • 遊具のメンテナンス不足は、重大な事故やケガにつながるリスクがある。
  • メンテナンスは施設管理者が行う異常確認や清掃と、専門業者に依頼すべき木製遊具の研磨や鉄製遊具のサビ止めなどがある。
  • 日常点検のなかで実施することで、不具合の早期発見につながる。ただし利用状況などに応じて、メンテナンス頻度を調整することが望ましい。

外観だけでは見つかりにくい内部の不具合も、定期的なメンテナンスと点検で、そのリスクを早い段階で処理しやすくなります。
子どもたちの安全な遊び場を守るためにも、遊具のメンテナンスは欠かさず行いましょう。

株式会社ユーワークスでは、公園遊具の施工から補修・各点検・メンテナンスそしてアフターサービスにいたるまで、一貫して自社スタッフが対応しています。
遊具の施工・メンテナンスに携わるプロフェッショナルとして、子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
遊具についてご不明・ご不安なことがありましたら、当社までぜひお気軽にお問い合わせください。

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