ー遊具下にゴムマットを敷くべき3つの理由|費用目安と注意点もー
2024-04-19
子どもはチャレンジ精神にあふれ、おとなでは想像もつかないような、ダイナミックな遊び方をすることがあります。
それは滑り台やブランコの着地時にも見られ、ときには危険を伴う場合も。
そんな子どもたちの遊びを、少しでも安全にサポートできるよう、遊具専用のゴムマットはいかがでしょうか?
ゴムマットは転倒・転落時の衝撃を和らげたり、摩耗による土の削れや水たまりを防いだりする効果があります。
今回は、ゴムマットを遊具下に敷くべき3つの理由を詳しく解説します。
設置費用の目安や、ゴムマット以外の対策もご紹介しますので、参考にしてみてください。
遊具下にゴムマットを敷くべき3つの理由
まずは、ゴムマットの概要と、遊具下へゴムマットの使用をおすすめする理由をご紹介します。
遊具用のゴムマットとは
ゴムマットは、その名称からも想像がつきやすいかと思いますが、衝撃の吸収に優れたゴム製のマットです。
「セーフティーマット」や「スイングマット」など呼び名はさまざまですが、いずれも遊具の下、主に滑り台の降り口やブランコの下に敷設して使用します。
多くの場合、タイヤ用のゴムをチップ状にして再利用・形成しており、ゴムならではの弾力と耐久性の良さが特長です。
理由1.転倒・墜落したときの衝撃吸収
まず言えるのが、遊具から落ちてしまったときや、こけたときの衝撃を吸収してくれる点です。
滑り台の降り方は、慣れてしまえば簡単ですが、小さな子どもだと慣れるまでに時間を要します。
降り口でうまく止まれず、降り口で尻もちをついてしまうことも。
また少し大きな子だと、滑り台でスピードがつくため、勢いあまって降り口でこけてしまう場合があります。
そんなとき、降り口にゴムマットが敷いてあれば、衝撃を和らげることができます。
遊具用のゴムマットはぶ厚く作られており、子どもだけでなくおとなが高くジャンプした衝撃も吸収してくれるほど丈夫です。
子どもたちが楽しく遊ぶために、遊具の下へゴムマットが敷いてあると安心です。
理由2.土削れ予防
滑り台やブランコの下は、何度も繰り返し使われるうちに土が削れてしまいがちです。放置するとそこが段差になり、遊んでいる子どもたちがつまずきやすくなってしまいます。
そこで削れる部分にゴムマットを敷いておくと、土削れの予防ができます。ゴムマットはタイヤのゴムチップを素材に形成されているため、摩耗にも強く、ゴムマット自体が削れる心配はほとんどありません。
またゴムマット自体に数十キロの重さがあり、簡単には動かない安定性もポイントです。
理由3.ぬかるみ・水たまり防止
最後は雨天時のぬかるみや、水たまりができるのを防止する効果です。
ブランコの下や滑り台の降り口は、雨が降るとぬかるみや水たまりが発生しやすくなります。
遊具が乾いているからと遊んだら、遊具下の水たまりで服や靴が泥だらけになったり、ぬかるみで滑って転んでしまったり…。
しかしこれも、ゴムマットを設置しておくことで、ぬかるみや水たまりの発生自体を防止できます。
遊具用のゴムマットは、濡れても滑りにくい加工がしてあるため、雨上がりの利用でも安心です。
遊具用ゴムマットの費用は?
ゴムマットの施工は、メーカーや業者によって違いはあるものの、およそ6万円/平米程度が目安です。
また一度に複数の遊具へ施工する場合は、人件費や移動などにかかるコストを分散できるため、総合的にみると安くできる場合もあります。
ゴムマットの施工を検討する際は、複数遊具をまとめて依頼する方が、コストを削減できるでしょう。
ラバーフローリング、人工芝でさらに対策も
ゴムマットはピンポイントでの安全対策には向きますが、特性的にも金額的にも、広い範囲をカバーするのは不得意です。
そこでゴムマットと一緒に、ラバーフローリングや人工芝を使用すると、さらに安全性をアップできます。
ラバーフローリングはゴム製の舗装で、クッション性があり、ゴムマットと同じく衝撃の吸収性に優れています。ゴムマットと違うのは、広範囲に敷設が可能なこと。また着色できるので、遊び心のあるデザインにも対応できます。
そして人工芝は裸足で遊ぶ低年齢児やペットにも優しく、景観もよくなります。
もちろん枯れたり水やりの手間がかかったりしないので、本物の芝生に比べ、管理が楽なこともポイントです。
ゴムマットやラバーフローリングを場所によって使い分けることで、魅力的な公園となるとともに、施設内の安全性をさらに向上できるでしょう。
ゴムマットを施工する際の注意点
簡単にその効果を得られるゴムマットですが、それでも施工する際に注意すべきポイントがあります。それは施工を、遊具の専門業者に依頼するという点です。
ゴムマットの施工は敷くだけとはいえ、その位置や耐環境から見た部材の選定、固定方法などはプロ視点でのチェックが欠かせません。
場合によっては設置場所の地ならしなど、下準備が必要になるケースもあります。
安全のためにも、ゴムマットの施工は、遊具の知識を持った専門業者に相談をしましょう。
まとめ
遊具下にゴムマットを敷くべき3つの理由をご紹介しました。
要点をまとめると、次のとおりです。
- 遊具下にゴムマットを敷くと、転倒・墜落時の衝撃吸収や、土削れ・水たまりを防ぐ効果がある。
- 設置費用の目安は、6万円/平米ほど。
- ラバーフローリングや人工芝を同時に使えばさらに効果が高まる。
- ゴムマットの施工は、遊具の知識を持った専門業者への依頼がおすすめ。
ゴムマットのほとんどは、既に設置済みの遊具にも施工できます。設置を検討したい遊具や設備がある場合は、まずは遊具や施工のノウハウを持った専門業者に相談しましょう。
株式会社ユーワークスでは、ゴムマットやラバーフローリング、人工芝を含む、遊具の安全対策もうけたまわっております。
遊具の施工・メンテナンスに携わるプロフェッショナルとして、子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
遊具についてご不明・ご不安なことがありましたら、当社までぜひお気軽にお問い合わせください。
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