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ー公園遊具の配置はどうやって決める?条件や基準を解説ー

2024-06-14

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公園のリニューアルや遊具の増設をするとき
「遊具の配置決めにはどんな条件がある?」
「安全に遊べるようにするための配置基準とは?」
とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

公園遊具の配置は、遊具の種類や数といった条件によって異なり、またセーフティエリアなどさまざまな基準に沿って決める必要があります。
そして、公園の大きさやターゲット層によっては、保護者の視界を遮らないよう設備や環境にも配慮が必要です。

今回は公園遊具の配置について、どうやって決めるのか、その条件や基準を解説します。
公園遊具の配置決めで悩まれている方の一助になれば幸いです。

公園遊具の配置を決めるには?

遊具配置を決めるために重要なのは、遊具のターゲット層や種類・数、そして保護者が待機できるポジションです。
そこにセーフティーエリアといった「安全上の基準」が加わり、配置が決定します。
まずは、各条件について詳しくご説明します。

公園の広さ、規模

まずは、公園自体の広さや規模による条件があります。
たとえば小規模な公園であれば、総合遊具やボルダリングウォールなど、限られたスペースでも設置できるものがふさわしいでしょう。
逆に大規模な公園であれば、距離の長いローラースライダーなどが設置できます。
公園の規模によって設置できる遊具が異なるため、最初に遊具を設置できるスペースを把握しましょう。

設備や遊具の対象年齢

遊具が設置できる広さを把握したら、今度は設備や遊具の対象年齢を定めましょう。
若い子育て世代に向けた公園であれば、子どもに人気のある遊具を多めに配置するとともに、保護者が見守れるような休憩場所なども必要です。
また、幼児向け遊具と児童向け遊具のエリアを分けるといった配慮も、忘れてはいけません。

一方、幅広い年代に向けた公園であれば、子ども向けの遊具だけでなく健康促進を目的としたアスレチックや防災アイテムを取り入れるのも良いでしょう。

遊具の種類と数

次に、設置する遊具の種類と数を決めます。
公園の主なターゲットユーザーとする年齢層や目的によって、設置したい遊具を選出します。
多くの遊具は、同じ種類でも異なるサイズが展開されているため、先に種類や数を決めてしまっても問題ありません。
予算や対象年齢を考慮し、遊具を選びましょう。
もし「どんな遊具が人気か分からない」、「どの遊具であれば子どもたちが喜ぶか悩んでしまう」といった場合は、遊具の専門業者に相談してアドバイスをもらうというのも手です。

セーフティエリアなど安全基準の遵守

セーフティエリア(安全領域)は、全国の遊具メーカーなどで構成された、JPFA(一般社団法人日本公園施設業協会)によって定められている安全基準の一つです。
遊具同士または遊具と設備に一定のスペースを設けることで、万が一子どもが墜落したり飛び出したりしても、衝突しにくくするために定められています。
JPFAではセーフティエリアの他にもさまざまな安全基準を定めており、子どもたちの安全を確保するためにも、これらの基準にのっとって配置設定を行う必要があります。

保護者の位置

子どもの遊び場である公園では、残念ながら不審者などが現れるリスクも伴います。
子どもたちを守るためにも、保護者が子どもたちを見失わないような位置に、パーゴラやベンチといった休憩スペースを設けましょう。
屋根や水飲み場なども設置しておくと、熱中症を防ぎつつ、子どもたちが遊びの途中で戻ってこれる「ホーム」としての役割も果たせます。
ただし、この休憩場所にもセーフティエリアは影響するため、遊具から一定の距離を確保する必要があります。

配置を決める際の注意点

公園遊具の設置は、一般的な工務店や大工さんでも対応可能です。
しかし、先述のように遊具の配置決めには、さまざまな条件が影響します。
そのため配置を決める際は、遊具に対する知見や実績が豊富な専門業者へ相談されることをおすすめします。

特に、安全に関わる基準については、専門的な知識が必要です。
遊具専門業者であれば設置前の相談はもちろん、アフターフォローや、法律で義務化されている点検についてもトータルで相談できます。

また専門業者であれば、基準以外にも安全を高めるためにふさわしい設備(ラバーフローリングやゴムマットなど)も、あわせて提案してくれるでしょう。

まとめ

今回は、公園の遊具配置についてその決め方や注意点をお伝えしました。
今回のポイントをまとめます。

  • 遊具の配置決めは、遊具の種類や数・保護者の位置・対象とする年齢など、さまざまな条件が絡むことによって決定される。まずは公園の広さやターゲット層から、設置したい用具の種類・数を割り出す。
    そこからセーフティエリアを確保することで、遊具の配置が決定する。
  • 不審者対策や子どもの監視を考慮し、保護者の目を遮らない休憩スペースを設ける。
  • 遊具の設置は一般的な工務店などでも可能だが、配置の決め方には専門的な知識を要するため、遊具専門業者に依頼すると安心。

 

子どもたちが体を使って遊ぶことの減った現代において、気兼ねなく運動遊びができる公園は、なくてはならない存在です。
適切に遊具を配置することで、安全かつ遊びやすい公園にできます。
子どもたちの安全を守りつつ、快適な遊びの空間を設けましょう。

株式会社ユーワークスでは、公園遊具の配置決めや新設はもちろん、既存撤去・点検・交換・メンテナンスなどを一貫して承っております。
遊具に携わるプロフェッショナルとして、子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
遊具の配置決めでお困りでしたら、当社までぜひお気軽にお問い合わせください。

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