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ー保育園で人気な遊具5選|設置する際の注意点も解説ー

2024-06-14

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「保育園で人気のある遊具はどれだろう」
「遊具を設置したいけど、何を設置したらいいかわからない」
そのようにお悩みの先生方もいらっしゃるでしょう。

保育園に設置する遊具は、ブランコやすべり台などのオーソドックスなものや、それらを省スペースに組み合わせた複合遊具が人気です。
しかし、設置には安全基準や点検を行うための専門的な知識と技術が欠かせず、施工業者選びには注意が必要です。

今回は、保育園で園児に人気な遊具と、設置する際に注意すべきポイントをご紹介します。
保育園や幼稚園に設置する遊具について、検討される際の一助になれば幸いです。

保育園で人気な遊具5選

子ども達のさまざまな感覚を養ったり、体力を培ったりする過程に欠かせない遊具ですが、意外にも子ども達にはオーソドックスなものが好まれます。
ここではまず、人気の高い5種類の遊具をご紹介します。

  1. すべり台

    すべり台は、小さな年少さんからチャレンジできる、保育園や公園でも代表的な遊具です。
    ただ登ってすべり降りるだけのシンプルな遊びですが、ほかでは決して味わえないスピード感やスリルを楽しめます。

    キャラクターや配色を変えることで視覚的にも楽しめ、また遊ぶ子どもたちの年齢を選ばないところも、おすすめできるポイントです。

  2. ブランコ

    ブランコは低年齢期から遊べながらも、成長を目で見て確認できる遊具の一つです。
    ブランコを漕ぐための動作は日常ではしない動きなので、幼少期はまだ未熟である「自分の体の動かし方」を知る手助けしてくれます。
    最初は人に押してもらうことでしかうまく漕げなかった子どもも、年齢が重なるにつれて自分の体の使い方を覚え、一人で漕げるようになります。
    「一人でできるようになった」という身近な成功体験は、子ども達の自信にもつながるでしょう。

  3. ジャングルジム

    普段であれば、段差や設備に登ったり飛び降りたりすると怒られてしまう子どもたちですが、ジャングルジムであれば自分たちの探求心を存分に満たせます。
    パイプ状の鉄で構成されているため足場の安定を取ることが難しく、バランス感覚も養えます。
    また、体がギリギリ通る程度の枠をくぐり抜ける動作で、体の境界線や動かし方を理解するのにも役立つでしょう。

  4. 砂場

    遊ぶ子どもの年齢に制限のない砂場は、ごっこ遊びをすることで、想像力やコミュニケーション能力を育めます。
    低年齢児であれば、砂という不安定な足場の上を歩くことで、バランス感覚を養えるでしょう。

    砂は交換や除菌処理をすることで衛生状態も良好に保てるため、定期的な砂交換・除菌処理の実施がおすすめです。

  5. ボルダリングウォール

    ボルダリングウォールはその名のとおり、ボルダリング(ロッククライミング)ができる壁面遊具です。
    不規則に設置された「クライミングホールド」を頼りに手足を動かして進みます。
    どう動けばうまくいくかを想像しながら遊ぶため、体の使い方やバランス感覚を養うとともに、思考力・リスクの認識能力も養えるでしょう。

    しかし遊具の特性上、どうしても墜落のリスクが伴います。
    ボルダリングウォールの下をラバーフローリングなど衝撃の吸収に優れた素材にしておくと、万が一落下したときにも安心です。

番外編.総合遊具

以上のような人気遊具を組み合わせて作られた総合遊具は、同じすべり台やジャングルジムであっても、子どもたちの目には別物に映るようです。
総合遊具であれば、設置場所に限りのある園庭内で、一度にさまざまな遊具を体験できます。
そして、連続して体を動かせるため飽きがこず、同じ遊具でも新しい視点で楽しめます。

また管理の面からすると、遊具が一箇所に集まるため、省スペースで保育者による監視も行いやすいのがポイントです。

遊具設置における注意点

遊具が決まり、いざ設置する際にも、注意すべきポイントがあります。
子ども達の安全を確保するためにも、ぜひ対処しましょう。

子ども達の安全を守るセーフティエリア

遊具の設置には、安全のために定められたいくつもの基準があります。
そのうちの一つであるセーフティエリア(安全領域)は、遊具設置の位置や間隔を決める際に重要な基準です。
遊具や設備の間に規定の距離・間隔を設けることで、万が一遊具から飛び出し・墜落した場合でも、ケガのリスクを最小限に抑えられます。

そのため、遊具の施工はこれらの基準を理解した、遊具専門業者へ依頼するよう注意しましょう。

国土交通省の指針に沿った点検実施

遊具の安全点検については、国土交通省の指針で年一回以上の点検実施が望ましいとされています。
遊具には日々使用される中で、目に見えないガタつきや劣化が発生していることも。
日常のチェックに加え、それらを専門家の目で定期的にチェック・修繕することで、事故やトラブルを未然に防ぐ効果があります。
遊具を設置するときは、この安全点検も視野に入れた施工業者を選ぶよう注意しましょう。

まとめ

今回は、保育園や幼稚園へ設置する遊具について、人気な遊具5選をご紹介しました。
今回のポイントをまとめましょう。

  • 子ども達に人気のある遊具は、次の通り。
  1. すべり台
  2. ブランコ
  3. ジャングルジム
  4. 砂場
  5. クライミングウォール
  • 園庭の設置スペースが限られる場合、人気遊具を組み合わせた「複合遊具」もおすすめ。
  • 遊具の設置には、セーフティエリアや安全点検などの知識と技術が必要なため、遊具専門業者への依頼が望ましい。

 

「遊び」は子ども達にとって、なくてはならない存在です。
特に、日常から楽しんで体を使う遊具は、心身の発育に欠かせません。
遊ぶうちに得たバランス感覚や想像力、チャレンジ精神は、おとなになってさまざまな分野で活躍する「力の種」になります。
遊具による多くの体験を通して、子どもたちの新しい世界を広げていきましょう。

株式会社ユーワークスでは、遊具の新設はもちろん、既存品の撤去・点検・交換・メンテナンスなどを一貫して承っております。
遊具の施工・メンテナンスに携わるプロフェッショナルとして、子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
遊具についてご不明・ご不安なことがありましたら、当社までぜひお気軽にお問い合わせください。

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